エキゾチック動物の病気と予防 EXOTIC ANIMAL

うさぎの診療 RABBIT TREATMENT

消化器・口腔疾患

  • よくある症状食欲不振、便が小さくなる、便が出ない、腹部の張り、じっとして動かない

不正咬合

切歯や臼歯の噛み合わせが悪くなることで、上下の歯で摩耗できず、歯が伸びてしまいます。その結果、口腔内を傷つけたり、採食が困難になったりします。治療は、覚醒状態または麻酔下で歯を削る処置を行います。

毛球症(胃のうっ滞)

換毛期にグルーミングで飲み込んだ毛が胃の出口を塞ぐことで発症します。
乾草の採食が少ないうさぎで多く見られます。

皮膚疾患

  • よくある症状痒み、フケ、痂皮、脱毛

ウサギ梅毒

口唇や鼻孔周り、眼瞼に紅斑、糜爛、痂皮を形成する感染症です。
交尾感染または母子感染でうつります。抗生剤で治療します。

ツメダニ

後頭部から頸背部にかけてフケや脱毛が見られます。母子感染により感染し、駆虫薬で治療します。

足底皮膚炎

床材の不良や体重の増加などが原因で、足底皮膚に血行障害をおこし、皮膚に炎症が生じます。

細菌性皮膚炎

不正咬合による流涎や流涙によって皮膚が湿った状態になり、細菌感染がおこります。
原因の改善と抗生剤による治療を行います。

皮膚糸状菌症

多くのうさぎに常在している真菌で、何らかのストレスで発症します。
脱毛やフケを伴い、抗真菌剤で治療します。

生殖器疾患

子宮腫瘍

高齢のうさぎで赤色尿を呈した場合は、考慮する必要があります。診断には超音波検査で腎臓、膀胱、子宮の状態を評価します。治療は摘出手術を行います。である。

フェレットの診療 FERRET CARE

副腎疾患

左右対称の脱毛や陰部の腫脹、排尿障害などを引き起こすホルモン疾患です。注射剤で治療します。

インスリノーマ

インスリンというホルモンを過剰に分泌される腫瘍性疾患です。

ミミダニ

耳の痒みや黒い耳垢が多量に出るのが特徴です。自然発生はせず、同居フェレットやペットショップでの感染が原因と考えられます。治療には駆虫薬を使用します。

ハムスターの診療 HAMSTER TREATMENT

イエダニ症

非常に強い痒みを伴い、被毛の中に赤い粒のようなダニが見えます。駆虫薬を用いて治療します。

ニキビダニ

痒みを伴わない脱毛が特徴です。
皮膚に常在する寄生虫なので、発症する場合は免疫力低下が関与していることを考慮します。

頬袋脱

外傷や感染によって頬袋が反転し、口から外にはみ出てしまう状態です。
綿棒で押し戻し、抗生剤を投与しますが、再発を繰り返してしまうケースでは摘出手術を行うこともあります。

アレルギー性皮膚炎

皮膚を痒がり、広範囲にわたって毛が抜ける症状が見られます。主に床材との相性が原因となるため、床材の変更が必要です。

ハリネズミの診療 HEDGEHOG TREATMENT

疥癬

針が抜ける、痒みが強い、フケが多いなどの症状が見られます。治療には駆虫薬を使用します。

口腔内腫瘍

シニア期に比較的多く発生する腫瘍です。
症状としては食欲低下、流涎、口腔内出血、顔の変形などが見られます。摘出ができればベストですが、取り切れないことが多いです。

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